脱!公務員(学校の先生)だりのブログ

学校の先生辞めました!教育や働き方、他色々を発信していくブログです。

学校教員の給料 高給取りなのかを考えた

だりTです!見ていただきありがとうございます。最近、寒暖差が激しくてなんだか調子が狂う日々です。

学校教員は高給取りなのか?

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Charles ThompsonによるPixabayからの画像

「えー公務員(またはえー先生)!?いっぱい貰ってるんでしょ!」とか「お金持ってるでしょ??」とか言われた経験も何度かあります…が、ずばり年齢とそういうことを言う人がどれくらいお給料を貰っているか(所得レベルへの認識)によると申し上げておきます。勤続年数と共に給料は上がっていくし、賞与もそれだけ増えていきますが、離職率は若手を中心に高い傾向にあります。結局は労働時間や内容に対して「割に合わない」と感じてしまい、若ければよりよい転職の余地も残されていることから、多くの人が辞めていくのです。

わかってはいるけど、つらいものはつらい。税金。

納税は国民の義務です。当然払います。公務員ですので全額負担ですし、給料から天引きです。「結構払ってるけど、将来の年金はいくらもらえるの??少ないんだったら、手元に残るお金が多い方がいいなあ…」など、不安に思うのも事実です。教員の世界に限った話ではないですが、“賃金はなかなか上がらないけど取る分はしっかり取ります。将来の年金額は間違いなく今より減らします。あ、消費税も上げます。物価も高くなるかもね(^^)”と時代の声に言われると、なんだか税金を払うことへの疑問が湧いてきます。また、税金以外にもその学校ごとの所属控除金(教員自身の給食費、厚生費とか)、決して強制ではない(はず)ですが、教員なりたての頃に勧誘され、人によっては右も左もわからないまま、暗黙の了解で入る組合や福利厚生の団体などもあります。そのままだと、「なんでこんな手取り少ないんだろ?この引かれてる〇千円ってなんだっけ?」となります。年度末や退職時に返ってくるお金もありますし、もしもの時には、かなり気前よ~く貸してくれる貸付金制度の元となるお金でもありますが、必要と感じるかは人それぞれです。「そういうのいいから。手元に残して自分で資産運用するから」という考えの方が、これからの時代の主流になっていくのかも。ちなみにだりTは教員を約9年、最後の給料月額は30~35万の間、色々引かれて手取りは23万いかないくらいでした。ちょっとぼかした書き方ですが。余計な保険や積立は、なるべく削ったんだけどなあ…。

必ず転勤があり、意外と費用がかさむ。引っ越し。

公立学校の場合は、約3~5年で転勤があります。次の勤務先が内示される日は決まっていて、大体3月中旬、10日を過ぎたあたりからです。初任校はなるべく自宅の近辺から始まり、最初の3校のうちに一度、遠方に赴任して、その後は…など一応の基準はあるのですが、全ては各校が必要とする教科や移動する各人の状況に左右されます。仮に県で採用されている場合、県内どこでも赴任する可能性があります。引っ越しの必要がある場合は、次の住居探しから引っ越しまでの期間が短いため、時期的に住む場所の家賃も、引っ越し業者を頼む場合はその費用も高額になりがちです。

そしてたどり着く、残業代の問題。

“賃金はなかなか上がらないけど…”という先ほどのくだりに、公教育関係者は“ちなみに残業代は払いません。あ!やりがいはある仕事なんで(^^;)”という一文が加わります。やりがい云々は福祉関係者や他の職業の方々もでしょうか。残業代について皆さんはどうお考えでしょうか?民間企業に勤める知人で、「休みの日にも、色々あって仕事をしに行く。でも残業代を申請する手続きは色々と書く必要があって、すごくめんどくさいからしない」という人もいました。世の中そんなものなんでしょうか。